『クレーマーの女(仮)』、書き終えた。
枚数は三十枚近く。応募する文芸賞の規定枚数以内になった(不足という状況にもならなかった)。

五ヶ月振りに一から書き始めた新作を書き終えたことになる。ちなみに、その五ヶ月前の作品は電撃応募用『主人公に~』。これ、二ヶ月で250枚書いたのだった(この短期間でこの枚数書けたのは初)。
で、今回は三十枚近い作品にかなりの時間を費やしてしまった。前の(廃業した)会社にいた頃に設定を考えながら執筆していたから、三、四ヶ月くらいかね。

二ヶ月で250枚と三、四ヶ月で30枚。えらい違いだ。なんというか、『クレーマーの女』、テーマだけははっきりしてたんだけど、設定があまり固まらず、どう書いていっていいのかかなり悩んだからね。

二ヶ月で250枚書いた作品は、とにかく完成させることだけを目的にして執筆したため、やはり荒が多く、あまり納得のいく作品ではなかった。自分でダメだなと思った通り、一次通過できず。特にヒロインの役割が中途半端だった。

で、今回書き終えた『クレーマーの女』。まず童話・児童文学ものとして書こうと決めて始めたのだった。新美南吉の『ごんぎつね』っぽく内容の濃い・大人が読んでも(大人が読んでこそ一層)感慨深いものにしたかった。
書き終えて、そこは成功したかな、と思う。ラストは思い描いていた通りの流れになってくれた。ここまでやるのか、ってくらいのものにしたかったし。

なにしろ、この作品、童話・児童文学っぽい作品だけど、勝負する賞は一般ものの文芸賞(毎度のことなんだけど^^; 一般ものの文芸賞に童話で臨むことがよくある。というのも児童出版社から『大人の感慨が深い』とよく言われてはじかれてしまうから)。一般ものに童話で臨むには、それなりのインパクトのある作品でなければならない。つまり子供向けの童話ではなく大人に向けた内容に(アダルトという意味ではなく、社会性が強いものに)。だから、ここまでやるのか、っていう必要性がある。テーマを過激なものにしなければならない。

そういう点をどう評価されるか……。文章力では他の(一般ものの)応募作にどう考えても太刀打ちできないから、テーマと物語の作り勝負なのだ。社会性が強ければ、童話の形でもきっと一般もので通用するはず(と思っている)。

こういう作品だから、色々と神経使って、時間が掛かってしまうのだろうな、と(悩んで書く気力がなかなか持てなかったりね。どうやって先を書き進めればいいんだ……で書きたくないになってしまう^^;)。

でも、締め切り前に完成してよかった。これで応募できます。
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純章(すみゆき)

Author:純章(すみゆき)
命中率ほぼ0%な射手座の人。
小説家を目指すもなかなか結果出ず。

時代小説好き。

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